普段からタバコを吸っている人でも、初めてVAPEを使うと、通常の紙巻きタバコでは起こりえない独特の現象に驚く人もいるのではないでしょうか。
ここでは、VAPEを使用する際に起こりがちな現象について、対処法も含めてご紹介します。
CBDベイプを使用するときに起こりがちな現象と対処法
スピットバックが発生する
スピットバックとは、液体が跳ね返ってくることです。パチパチと音を立てて液体が跳ね返ってくると、加熱された液体が舌や口に当たることがあります。
スピットバックはアトマイザーのリキッドを蒸気にする部分であるコイルをゆっくり加熱することで発生しやすくなるので、
出力を上げることでスピットバックに対処できる場合があります。
ただし、加熱しすぎると別の問題が発生するので、出力はゆっくり上げていくようにしましょう。
また、中のコットンの量を増やすことで対処できる場合もあります。
なお、この対処法は主に「リビルダブルアトマイザー」と呼ばれるアトマイザーを使用している機種に有効なので、これに該当しない機種には効果がありません。
また、ドリップチップを背の高いものに変更することで、コイルから口までの距離を物理的に離すという対策もある。
つまり、スピットバックの発生を防ぐというより、発生したスピットバックによる被害を防ぐ対策方法です。
また、内部が螺旋状になっていたり、特殊な加工が施された「スピットバック防止用ドリップチップ」も販売されていますので、チェックして自分好みに変えてみるのも楽しいですね。
ホットドリップチップ
スピットバックを防ぐために出力を上げると、注入口であるドリップチップが熱くなることがあります。そのため、熱く感じない程度に出力を調整することで対策します。
また、適度な間隔で吸うことも、ドリップチップが熱くなるのを防ぐ方法です。
また、出力設定ができないタイプもあります。出力設定ができないタイプは、ドリップチップを交換するのが効果的です。
いくつか試してみて、好みのものを見つけてください。
VAPEを使用する際の6つの注意点とは?
VAPEは精密な電子機器なので、使用する際には十分な注意が必要です。思わぬ怪我や不測の事態を避けるためにも、
VAPEを使用する際の注意点をご紹介します。
初心者は吹かしから始めましょう
喫煙経験者でも、まだVAPEに慣れていない状態で直接肺にVAPEを吸い込むと、飲み込んでしまうことがあります。
特にニコチン入りのリキッドを使用する場合は蒸気の量が増え、喉への刺激が強くなるため注意が必要です。
慣れてきてダイレクトリングを楽しみたくなったら、恐る恐る吸い込むと息が詰まってしまうので、勢いよく吸い込むのがコツです。ぜひ試してみてください。
コイルを空焚きしないようにする。
VAPEを使用する際、ウィック(コットン)にリキッドを染み込ませていないと、コイルが空焚きとなり、焦げ臭さが発生する。
また、コイルにリキッドを補充する際は、リキッドが無くなる前に入れ、コイルからウィックが見えている場合は、そのまま滴下するようにリキッドを注ぎましょう。
コイルが焦げてしまうと、焦げ味を避けることができません。リキッドの風味が一瞬で損なわれてしまうので、コイルの取り扱いには十分注意してください。
リキッドを入れ過ぎないこと。
アトマイザーにリキッドを補充する際も注意が必要です。リキッドの入れすぎは液漏れの原因になります。液漏れに気づかずアトマイザーをカバンの中に入れてしまうと、私物や仕事道具が濡れてしまう可能性があります。
リキッド全般を含め、リキッドが手についたら、すぐに洗い流し、必要に応じて医師の診察を受けてください。リキッドの漏れを防ぐために、リキッドの量が確認できる透明なアトマイザーを使用することも対策の一つです。
爆煙で吸うときは周囲に気を配る
その名の通り、VAPEを使用すると大量の煙が出るのがVAPEの楽しみ方の一つです。VAPEの使用が許可されている場所でも、周囲に気を配りながら喫煙場所を選ぶことで、よりスマートに喫煙することができます。
一般的に、タバコと電子タバコの違いは必ずしも明確ではなく、タバコの煙と同じくらいVAPEの水蒸気が嫌いという人も当然います。
VAPEライフを満喫するためには、周囲のルールを守り、理解してもらうことが大切です。
充電しながらのVAPEは控える
ただし、過度な充電もバッテリーの寿命を縮める原因の一つです。
VAPEの際にボタンを押しすぎないようにする。
VAPEをせずにむやみにボタンを長く押したり、必要以上にボタンを押して長時間VAPEをするのは故障の原因になります。
VAPEをするときは、何回かに分けてボタンを押しすぎないようにすることが、長く使い続けるコツです。
VAPEはあくまでも精密な電子機器なので、正しく丁寧に使うことを心がけましょう。
コメント